セリーヌ・ディオン、パリ五輪開会式で「愛の賛歌」を圧巻の熱唱 レディ―・ガガは「羽飾りのトリック」歌い踊る

(2024年7月24日11:30)

セリーヌ・ディオン、パリ五輪開会式で「愛の賛歌」を圧巻の熱唱 レディ―・ガガは「羽飾りのトリック」歌い踊る
開会式で熱唱するセリーヌ・ディオン(Instagram/@celinedion)
セリーヌ・ディオン、パリ五輪開会式で「愛の賛歌」を圧巻の熱唱 レディ―・ガガは「羽飾りのトリック」歌い踊る
エッフェル塔の特設ステージで歌うセリーヌ・ディオン(五輪マークの下)(Instagram/@celinedion)

セリーヌ・ディオン(56)が26日(現地時間)、パリ五輪開会式でフランスの伝説のシャンソン歌手エディット・ピアフの「愛の賛歌」をフランス語で熱唱した。難病のスティッフパーソン症候群の闘病で活動を休止していたがパリ五輪開会式で復帰を果たした。レディー・ガガは開会式の冒頭でジジ・ジャンメールのヒット曲「羽飾りのトリック」(原題:Mon Truc en Plume、1961年)をフランス語で熱唱し踊るパフォーマンスを披露した。

米サイトTMZによると、セリーヌは、気球とともに空中に浮かぶオリンピック聖火台の金色の輝きと対照的な、輝く銀色のガウンを着て、エディット・ピアフの名曲「愛の賛歌」(原題:Hymne A L'Amour)を完璧なパフォーマンスで歌い上げた。

セリーヌは自身のインスタグラムに、開会式で熱唱する写真を投稿して、「今夜、2024年パリ大会の開会式でパフォーマンスできたことを光栄に思います。そして何よりも、犠牲と決意、痛みと忍耐の物語を持つ素晴らしいアスリートたちを祝福できることをとても嬉しく思います。皆さんは自分の夢に集中してきました。メダルを持ち帰るかどうかは別として、この場にいることが、皆さんにとって夢が叶ったことを意味することを願っています。皆さんが最高の選手になるためにどれだけ努力してきたか、私たちは知っています。集中し続け、進んでください。あたしの心はあなたたちとともにあります!」とメッセージを送った。

セリーヌは2年前に、筋肉のけいれんや硬直を引き起こす難病スティッフ・パーソン症候群と闘病中でありことを明かしてステージから遠ざかっていたが、それ以来のステージ復帰となった。

地元フランスのレポーターが、今週初めにセリーヌとレディー・ガガがデュエットすると発表し、ファンを熱狂させたが、ガガはジジ・ジャンメールのヒット曲「羽飾りのトリック」を披露してショーの幕を開けた。セリーヌは自分のパートを一人で担当した。

TMZは、セリーヌは自身のドキュメンタリー『I Am: Celine Dion』の中で、パフォーマンスを続けるために必要であればステージに這い上がると約束していたが、今夜の彼女のパフォーマンスを見る限り、確かにその通りだった。オリンピックが正式に開幕した…そして、セリーヌはその開幕を盛大に祝ったと報じた。