ブラザー・コーン、乳がんを公表 ステージ2で治療中「男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした」

(2023年8月30日10:45)

ブラザー・コーン、乳がんを公表 ステージ2で治療中「男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした」
ブラザー・コーン

男性デュオ「バブルガム・ブラザーズ」のブラザー・コーン(67)が29日、自身のSNSで乳がんであることを公表した。ステージ2と診断され治療中だという。    

「皆様へお詫びとお知らせ」と題して「この度、私Bro.KORN(ブラザーコーン)は左胸にシコリが出来、病院で検査を受けたところ乳癌と診断されました」と報告した。 「乳癌は男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした。がしかし、この現実を真摯に受け止め、この乳癌の治療に専念する事にいたしました。この先ですが抗がん剤治療の副作用があまりにも酷い場合以外の仕事は体調次第で出来る限りやる方向でいきますのでよろしくお願いします」と伝えた。

「今年はバブルガムブラザーズ の40周年ライヴ、そしてバースデーライヴ、レコーディング等々、スケジュールが詰まっておりますがとりあえず、治療〜完治を優先しようと思いますので、それまでファンの皆様、少々お時間を下さい。バブルガムブラザーズ 40周年ライヴ、バースデーライヴ他を楽しみにしていた皆様、そしてライヴハウス様、イベンター様、 スポンサー様、スタッフ様には、大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません」と謝罪した。

「現在のところ、乳癌の症状はステージ2で、早期発見出来たため、なんとか命には別状ないと主治医から告げられておりますのでご安心ください。本人は元気です。ただ、抗がん剤治療の副作用が予想以上に大きく、つらい治療に耐える日々が続いておりますので来年また元気なブラザーコーンの復帰まで応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

「今年、68歳を11月に迎え、その後70歳を超えても、まだまだ歌える限りずーっと歌い続けたいと思っております。人生は死ぬまで試練だと思い、乗り越えてみせます。サンミナ、シクヨロ」としている。

乳がんは女性に多い疾患だが、男性も罹患し乳がん全体の1%を占めるといわれている。 ブラザー・コーン(英字表記:Bro.KORN)はブラザー・トムと1983年にソウル音楽デュオ「バブルガム・ブラザーズ」を結成。91年に「WON’T BE LONG」が大ヒット。同年第42回NHK紅白歌合戦に出演した。ソロの音楽活動や俳優として映画『まむしの兄弟』(1997年)などに出演している。