ジョン・レノンが殺害される3日前に死を”予言“していた?

(2018年12月13日)

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    (Instagram/jhonlennon_official)

元ビートルズのジョン・レノンが1980年12月8日、ニューヨークの自宅マンション前でマーク・チャップマン(25=当時)に拳銃で撃たれ40歳の若さで死亡してから38年。レノンが殺害される3日前に自らの死を予言するかのような発言をしていたとの”新事実“が浮上した。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、レノンは殺害される3日前のインタビューで、「彼らは僕とヨーコがステージの上でファックするか自殺することを望んでいるのか?」と語り、批評家たちはレノンとオノ・ヨーコが死ぬのを見たいと思っていると指摘したという。

「彼らが欲しいのは、シド・ヴィシャスやジェームス・ディ―ンのような死ぬヒーローなんだ」という。ヴィシャスはパンクバンド「セックス・ピストルズ」のメンバーでカリスマ的な人気がありバンド解散後に薬物の乱用のため1979年、21歳で死亡した。ディ―ンは映画「理由なき反抗」などで一世を風靡したハリウッドの俳優で1955年、24歳のときにポルシェを運転中に事故死した。

レノンは「死んでヒーローになるなんて全く興味ないよ」といっていたが、まさかその3日後に暗殺されて永遠のヒーローになるとは考えていなかったに違いない。

レノンが反戦運動をしていたことなどから暗殺説など様々な憶測が飛び交ったが、レノン殺害犯のチャップマン(63)は「レノンを殺すことで注目を集めて有名になりたかった」と犯行動機について語っていたとされる。終身刑を受けて2000年から何度も仮釈放を申請しているがヨーコの反対やレノンファンからの報復の可能性もがあるなどの理由で毎回不許可になり現在も服役中である。