クリス・ブラウンがレイプ疑惑を全面否定して被害を訴えたモデルを名誉棄損で告訴か?

(2019年1月25日)

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    (Instagram/@chrisbrownofficial)

米歌手クリス・ブラウン(29)が21日、パリで女性の性的暴行を加えた容疑と麻薬犯罪の容疑でパリの警察に身柄を拘束された事件で、ブラウンは容疑を全面否定して被害を訴えた女性を名誉棄損で告訴することを検討しているという。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、1月24日、パリの高級ホテルで開かれたブラウンのパーティーで、フランス人のモデルのK・M(24)が、ブラウンら3人の男性にレイプされたと被害を訴え、警察がブラウンらの身柄を拘束してホテルの部屋を家宅捜索。部屋からはコカインが押収されたという。ブラウンらは翌日釈放されたが、警察の捜査は続いているという。ブラウンは警察の捜査に協力して必要があればパリに戻るという。 ブラウンらは同ホテルの1泊23000ドル(約250万円)のスイートルームでパーティーをしていて、ドラッグを使用していたと被害者の女性は主張している。

ブラウンの代理人のラファエル・チチェ弁護士は「ブラウンは原告の女性といかなる性的関係も持っていない」とレイプ疑惑を全面否定。家宅捜索でブラウンが女性をレイプした証拠は全く出てこなかったとしている。さらにホテルの部屋の家宅捜索でコカインが発見されたことについても「パーティーには大勢の人が参加して朝まで続いた。誰かが部屋に持ち込んだものに対して彼に責任はない」(同弁護士)とコカイン疑惑も否定した。ブラウンは警察の事情聴取に薬を持っていたがそれはアメリカで医師から処方された医療用の薬だと供述したという。今後は警察の捜査に協力して必要があればパリに戻るという。

ブラウンは原告を虚偽の告発をしたとして名誉棄損で告訴することを検討しているという。ブラウンとK・Mの主張は真っ向から対立しているがはたして真相は?警察の捜査と、ブラウンの名誉棄損裁判の行方が注目される。ブラウンは歌手リアーナ(30)と交際していた2009年当時、彼女を暴行したとして逮捕・起訴され5年間の保護観察と奉仕活動を命じられたことがある。