ゴールデングローブ賞ノミネート　スカヨハ主演「マリッジ・ストーリー」が最多６部門etc.

米芸能サイト「ハリウッド・リポーター」によると、「マリッジ・ストーリー」は作品賞（ドラマ部門）、ヨハンソンの女優賞(ドラマ部門)、ドライバーの男優賞（同）など最多６部門にノミネートされた。
これに続くのがロバート・デ・ニーロ主演の「アイリッシュマン」で作品賞、マーティン・スコセッシ監督の監督賞、アル・パチーノ、ジョー・ペシの助演男優賞など５部門。またブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが共演した「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」も作品賞、クエンティン・タランティーノ監督の監督賞、レオの男優賞（ミュージカル／コメディ部門）、ブラピの助演男優賞など５部門のノミネートとなった。
「ジョーカー」は作品賞、ホアキン・フェニックスの男優賞（ドラマ部門）、トッド・フィリップス監督の監督賞、音楽賞の４部門にノミネートされた。

■Netflixが合計１７ノミネートで大躍進

Netflixの３作品「マリッジ・ストーリー」、「アイリッシュマン」、「２人のローマ皇帝」が初めて作品賞にノミネートされたほか、合計で１７ノミネートされNetflixの躍進ぶりが目立った。２位はソニー・ピクチャーズの８ノミネートだった。NetflixはTV部門でも合計１７ノミネートされ、２位はHBOの１５ノミネートだった。

カンヌ国際映画祭で最高賞（パルムドール）を受賞した韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」は監督賞（ポン・ジュノ）、脚本賞（ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン）、外国語映画賞の３部門にノミネートされた。

【主要部門のノミネート】

〇作品賞（ドラマ部門）
「1917 命をかけた伝令」、「アイリッシュマン」、「ジョーカー」、「マリッジ・ストーリー」、「2人のローマ教皇」
〇作品賞（ミュージカル／コメディー部門）
「ルディ・レイ・ムーア 」、「ジョジョ・ラビット」、「ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、「ロケットマン」
〇監督賞
マーティン・スコセッシ（「アイリッシュマン」）、クエンティン・タランティーノ（「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」）、ポン・ジュノ（「パラサイト　半地下の家族」）、サム・メンデス（「1917 命をかけた伝令」）、トッド・フィリップス（「ジョーカー」）
〇主演女優賞（ドラマ部門）
シンシア・エリヴォ（「Harriet」）、スカーレット・ヨハンソン（「マリッジ・ストーリー」）、シアーシャ・ローナン（「Little Women」）、シャーリーズ・セロン（「スキャンダル」）、レネー・ゼルウィガー（「ジュディ　虹の彼方に」）
〇主演男優賞（ドラマ部門）
クリスチャン・ベイル（「フォードvsフェラーリ」）、アントニオ・バンデラス（「Painad Glory」 ）、アダム・ドライバー（「マリッジ・ストーリー」）、ホアキン・フェニックス（「ジョーカー」）、ジョナサン・プライス（「2人のローマ教皇」）
〇主演女優賞（ミュージカル/コメディー部門）
アナ・デ・アルマス（「ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密」）、オークワフィナ（「フェアウェル」）、ビーニー・フェルドスタイン（「 Booksmart」）、ケイト・ブランシェット（「Where'd You Go, Bernadette」）、エマ・トンプソン（「レイトナイト 私の素敵なボス」）
〇主演男優賞（ミュージカル/コメディー部門）
ダニエル・クレイグ（「ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密」）、ローマン・グリフィン・デイビス（「ジョジョ・ラビット」）、レオナルド・ディカプリオ（「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」）、タロン・エジャトン（「ロケットマン」）、エディ・マーフィ（「ルディ・レイ・ムーア」）
〇助演女優賞
キャシー・ベイツ（「リチャード・ジュエル」）、アネット・ベニング（「ザ・レポート」）、ローラ・ダーン（「マリッジ・ストーリー」）、ジェニファー・ロペス（「ハスラーズ」）、マーゴット・ロビー（「スキャンダル」）
〇助演男優賞
トム・ハンクス(「A Beautiful Day in the Neghborhood」）、アンソニー・ホプキンス（「2人のローマ教皇」）、アル・パチーノ（「アイリッシュマン」）、ジョー・ペシ（「アイリッシュマン」）、ブラッド・ピット（「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」）（英語表記は原題で邦題未定）