ブルース・ウィリス、失語症で俳優業引退へ 家族が発表 「ダイ・ハード」「アルマゲドン」などで活躍

(2022年3月31日12:45)

ブルース・ウィリス、失語症で俳優業引退へ 家族が発表 「ダイ・ハード」「アルマゲドン」などで活躍
ブルース・ウィリス(Instagram/@dobledebruce)

「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる米俳優ブルース・ウィリス(67)の家族が30日(現地時間)、ウィリスが失語症と診断され俳優業を引退することをSNSで明らかにした。

ウィリスの妻エマ・へヘミング(43)は自身のインスタグラムにウィリスの写真を投稿し「ブルースの素晴らしいサポーターの皆さん、私たちは家族として、私たちの愛するブルースが健康上の問題を抱えており、最近、認知能力に影響を及ぼす失語症と診断されたことをお伝えしたいと思います。その結果、ブルースは熟考の上、彼にとって大きな意味を持つキャリアから離れることになりました」と報告した。
そして「私たち家族にとって本当に困難な時期ですが、皆様の継続的な愛、思いやり、サポートにとても感謝しています。私たちは強い家族としてこの事態を乗り越えようとしていますが、ブルースが皆さんにとってどれほど大切な存在であるか、そして皆さんがブルースにとってどれほど大切な存在であるかを私たちは知っているので、ファンの皆さんにこのことを伝えたいと思いました」としたうえで。ブルースがいつも「大いに楽しむ」と言っていたように、私たちは一緒にそれを実行するつもりです。愛を」と締めくくった。
ウィリスは1987年に女優のデミ・ムーア(59)と結婚し、ルーマー(33)、スカウト(30)、タルーラ(28)の3人の娘がいる。2000年に離婚後エマ・ヘミング(43)と再婚してメイベル(9)とエブリン(7)の2人の娘がいる。声明の最後には全員の名前が記入された。
失語症は言語障害の一種で、脳が損傷してしまったことが原因で「聴く」「話す」「読む」といった機能が失われた状態を指すとされる。

ウィリスは、「ダイ・ハード」シリーズの主人公ジョン・マクレーン役が大ヒットして「アルマゲドン」などのアクション映画で活躍。一方で「フィフス・エレメント」「シックス・センス」などのヒット作に主演した。最近では、2018年のイーライ・ロス監督の大ヒットアクションスリラー「デス・ウィッシュ」に主演した。