エマ・ストーン、アカデミー賞授賞式でのジミー・キンメルのジョークに「嫌なやつとは言ってない」と反論

(2024年4月25日11:30)

エマ・ストーン、アカデミー賞授賞式でのジミー・キンメルのジョークに「嫌なやつとは言ってない」と反論
「哀れなるものたち」でアカデミー賞主演女優賞を受賞(Instagram/@emmstone)

エマ・ストーンが、アカデミー賞授賞式でのジミー・キンメルの ジョークに動揺して「嫌な奴」といったと報じられたことに「嫌なやつとは言ってない」などとと反論した。

米「DECIDER」によると、3月10日に開催された第96回アカデミー賞授賞式で、「哀れなるものたち」(原題:Poor Things)の熱演で主演女優賞を受賞したストーンが、司会のコメディアン、ジミー・キンメルからジョークでジャブをかまされ、嫌悪感を示したと報道されたことに反論した。

ヨルゴス・ランティモス監督の「哀れなるものたち」は作品賞など11部門にノミネートされ、ストーンの主演女優賞など4部門を受賞した。同作のシーンが紹介された後、キンメルの発言が飛び出した。

キンメルは、ストーンが何度も全裸で過激なベッドシーンを演じていることをネタに「『Poor Things』はテレビで見せてもいいシーンばかりでした」とジョークを飛ばしたが、観客席に座っていたストーンは苛立ったようにも見える反応をして、隣の夫デイヴ・マッカリーに何か口にしていた。これに対してネット上では、彼女がキンメルを「嫌な奴」と呼んだのではという憶測が飛び交った。

だが、ストーンはドラマシリーズ「THE CURSE/ザ・カース」の共演者のネイサン・フィールダーとともに「The Hollywood Reporter」誌とのインタビューに応じたときに、授賞式でのキンメルの発言に「本当に動揺した」のか、それとも「前後の状況を無視して解釈されたのか 」のかと聞かれ、困惑しているようだった。

そしてインタビュアーは、ネット上で「(ストーンが)キンメルを『嫌な奴』と呼んだと思った人もいる」と指摘すると、ストーンは、「ノー!私は彼を嫌な奴とは呼んでいません」と否定したという。「私は彼のことを嫌な奴だなんて言ってないし、彼にまったく腹を立てていなかったわ」と否定したという。

エマ・ストーン、アカデミー賞授賞式でのジミー・キンメルのジョークに「嫌なやつとは言ってない」と反論
「憐みの3章」(公式サイトから)(Instagram/@emmstone)

ストーンはランティモス監督と再びタッグを組んだ「憐みの3章」が2924年に公開される。「本年度アカデミー賞®4部門受賞『哀れなるものたち』で全世界を熱狂に包む込んだヨルゴス・ランティモス監督&エマ・ストーンほか最強のキャストが再集結!止まることを知らぬ異次元の興奮へと誘う待望の最新作」(公式サイトから)。ストーンのほかにジェシー・プレモンス, ウィレム・デフォー, マーガレット・クアリー, ホン・チャウ, ママドゥ・アティエ, ハンター・シェイファーなどの出演。5月に開催される第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品が決まった。

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