2025年映画興行収入1位「鬼滅の刃」(391.4億円)2位「国宝」(195.5億円) 観客動員数前年比130.7% 映連発表 

(2026年1月29日11:30)

  •  
高橋敏弘松竹社長、松岡宏泰東宝社長、島谷能成映連会長、吉村文雄東映社長、夏野剛KADOKAWA社長=㊧から(28日、都内で)
 

日本映画製作者連盟(映連)が28日、都内で記者会見して「2025年(令和7年)日本映画産業統計」を発表した。25年の邦画・洋画合わせて興行収入1位はアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の391.4億円だった。実写映画歴代1位を記録した「国宝」は興収195.5億円で2位だった。

観客動員数は前年比130.7%の1億8875万人と大幅に増加。邦画と洋画を合わせた国内興収は前年比32.6%増の2744億5200万円で、発表を始めた2000年以降過去最高を記録した。
1位の『劇場版「気滅の刃」―』や3位に「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」(147.4億円)、4位に「劇場版『チェンソーマン レゼ編』」(104.4億円)とアニメが好調だったのに加えて、「国宝」が実写映の興収記録を更新して25年の全体で2位にランクインするなどヒット作が多かった。

島谷能成映連会長は「映連の前任の岡田裕介会長が目標にされていた2億人お動員が見えてきた」と期待を寄せた。「邦画の実写、アニメはいい状態。ハリウッドの実写映画、フランチャイズ作品が出てくればバランスよくマーケットが大きくなっていく」と指摘した。

洋画は1位がトム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル/ファイナルレコニング」(52 .8億円)、2位「モアナと伝説の海2」(51.7億円)と邦画が4本あった100億円超のメガヒットが洋画はなかった。全体の興行収入の割合でも、邦画が2075.69 億円で75.6% 、洋画は668.83 億円で24.4%と”邦高洋低”が続いている。

■2025年度(令和7年)邦画:興収ベスト10(単位は億円)(★は現在上映中)(配給会社)

1.劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(391.4)(★)(東宝/アニプレックス)
2.国宝(195.5)(★)(東宝)
3.名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)(147.4)(東宝)
4. 劇場版『チェンソーマン レゼ編』(104.3)(★)(東宝)
5. はたらく細胞(63.6)(東宝)
6. 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(52.9)(東宝)
7. 8番出口(51.7)(ワーナーブラザース)
8. 映画ドラえもん のび太の絵世界物語(46.1)(東宝)
9. 映画「グランメゾン・パリ」(42.0)(東宝/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
10. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(36.2)(東宝/バンダイナムコフィルムワークス)

■洋画:興収ベスト10(単位は億円)

1.ミッション・インポッシブル/ファイナルレコニング(52.8)(東和ピクチャーズ)
2.モアナと伝説の海2(51.7)(ディズニー)
3.ジュラシック・ワールド/復活の大地(49.0)(東宝東和)
4.マインクラフト/ザ・ムービー(39.4)(ワーナーブラザース)
5.ウィキッド ふたりの魔女(35.4)(東宝東和)
6.リロ&スティッチ(33.9)(ディズニー)
7.ライオン・キング:ムファサ(22.5)(ディズニー)
8.F1/エフワン(21.3)(ワーナーブラザース)
9.教皇選挙(11.5)(キノフィルムズ)
10. キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(11.4)(ディズニー)