北米週末映画興行 「国宝」20位にランクアップ 1位「GOAT」2位「嵐が丘」

(2026年2月23日10:00)

北米週末映画興行 「国宝」20位にランクアップ 1位「GOAT」2位「嵐が丘」
 
「国宝」(全国東宝系で上映中)(©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025『国宝』製作委員会)

北米週末興行は週末3日間(現地時間20日~22日)の興行収入で「国宝」が20位にランクアップした。1位は「GOAT」、2位は「嵐が丘」だった。

米興行サイトBox Office Mojoによると、「国宝」(英題:Kokuho)が先週末3日間の興行収入40万9593ドル(約6300万円)を記録して前週の47位から20位に大幅にランクアップした。1月6日に全米で公開されたが3館での上映で、20日から261館に拡大公開されことで興収も大幅に増えた。
同サイトでは「戦後の日本経済の急成長期、ヤクザの家に生まれたキクオ・タチバナ(吉沢亮演じる立花喜久雄)は歌舞伎役者に引き取られる。幾多の困難を乗り越え、彼は才能ある役者へと成長していく」と紹介されている。
「国宝」は実写映画歴代1位を記録し、さらに実写映画として史上初めて興行収入200億円を突破するなど社会現象になっているが、米国でどこまで興行収入を伸ばすか注目される。また、同作は第98回アカデミー賞でメイクアップ・スタイリング賞にノミネートされており、3月15日(日本時間同16日)の授賞式が注目される。

1位は前週2位の「GOAT」で、興収1700万ドル(約26億2310万円)だった。
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション制作のアニメーション・スポーツ・コメディ。大きな夢を持つ小さなヤギが、一生に一度のチャンスを得てバスケットボールに似た「ロアボール」というスポーツで史上最高の選手を目指す物語。ロアボールは、世界で最も速く、最もどう猛な動物たちがプレーする激しい男女混合のフルコンタクトスポーツ。「GOAT」はヤギだが、「Greatest of all time(史上最高の選手)」の略でもある。NBAスター選手のステフィン・カリーがプロデューサーを務め声優として出演している。

2位は前週1位の「嵐が丘」で興収1420万ドル(約21億9000万円)だった。
エミリー・ブロンテの世界的ベストセラー小説「嵐が丘(Wuthering Heights)」(1847)をマーゴット・ロビーが主演・プロデューサーを務めて映画化した話題作。イギリスのヨークシャーにある広大な高台”嵐が丘”にあるアーンショウ家の屋敷住む令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフが激しく愛し合うが、身分の違いなどから結ばれることなく”禁断の愛”のめりこみ、激しくぶつかり合い予期せぬ道をたどる物語。キャサリンの運命の恋人ヒースクリフを「フランケンシュタイン」のジェイコブ・エロルディが演じるほか、ホン・チャウ、オーウェン・クーパーなどのキャスト。監督・脚本は「プロミシング・ヤング・ウーマン」などのエメラルド・フェネル。日本は2月27日公開。

3位は初登場の「I Can Only Imageine2」で、興収800万ドル(約12億3400万円)だった。
バード・ミラードの実話に基づいたキリスト教伝記ドラマ。2018年公開の前作で成功を収めたマーシーミーのリードシンガー、バート・ミラードは、成功の絶頂期に個人的な危機に直面。彼の世界が崩壊していく中で、自身の信念と内なる悪魔と戦いながら逆境を乗り越える道を探す物語。ジョン・マイケル・フィンリーなどのキャスト。
  4位は「クライム101」、5位は「HELP/復讐島」だった。