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米女優ジェーン・フォンダ、イラン攻撃のトランプ大統領を痛烈非難「ベトナム戦争を彷彿とさせる危険で狂気の戦争」
(2026年3月2日13:00)

米女優ジェーン・フォンダ(88)がイラン攻撃に踏み切った米トランプ大統領を痛烈に非難した。「ベトナム戦争を彷彿とさせる危険で狂気の戦争」などと指摘し、「抗議するため街頭へ出よう」と呼びかけた。
英紙デイリー・メール(電子版)によると、長年の政治活動家で知られるオスカー女優のフォンダは、「イラン攻撃はベトナム戦争を彷彿とさせる」と指摘した。フォンダは1972年、ベトナム・ハノイを訪問し公に米国のベトナム戦争を非難したことで「ハノイ・ジェーン」と呼ばれたことで知られる。
かねてからトランプ氏に対する批判的な意見を公に表明しているフォンダは2月28日(現地時間)、米国がイランに軍事攻撃を仕掛け、イラン最高指導者ハメネイ師を殺害した数時間後に、ロサンゼルスのダウンタウンで開催された反戦デモで、何百人もの人々を前に演説した。
「コールガール」(71)と「帰郷」(78)で2度アカデミー賞主演女優賞を受賞しているフォンダは、「今この瞬間も、親たちは瓦礫の中から子供たちを救い出している」と叫んだという。「イランに対するこの危険で狂気の戦争は、国際法や合衆国憲法に違反するだけでなく、大規模な戦争に発展し、米兵を含む多くの人々の命を奪う危険性がある」と彼女は付け加えた。
女優であり政治活動家でもある彼女は、トランプ氏を「悲しい、精神的に不安定な人物」と評し、「これはまたしても虚偽の情報に基づく戦争であり、ベトナム戦争を思い出さずにはいられません」、「歴史書には書かれていませんが、アメリカの反戦運動はあの戦争の終結に大きく貢献しました」と1970年代初頭に自身が中心メンバーとして参加した反戦運動に言及した。
「トランプは哀れで正気を失った男だ。彼は多方面に戦争を仕掛けている。民主主義に対する戦争であり、憲法上の権利、特に言論と集会の自由を保障する修正第一条に対する戦争だ」とフォンダは続けた。そして、トランプの行動とイラン戦争に抗議するため街頭へ出るよう呼びかけたという。
トランプ氏は2月28日夜(現地時間)、自身のSNSの投稿でハメネイ師の死亡を発表し、「史上最も邪悪な人物の一人」と呼んだ。「これはイラン国民だけでなく、ハメネイとその血に飢えた凶悪な一味によって殺害・傷つけられた世界中の多くの国々の偉大なアメリカ人、そして人々への正義でもある」と付け加えた。大統領はまた、イラン国民に対しイスラム体制に立ち向かうよう呼びかけ、「イラン国民が自国を取り戻す唯一の最大の機会だ」と述べた。一方、米国の攻撃を受けてイラン革命防衛隊はイスラエルや中東の米軍施設などにミサイルなどで反撃し、さらにはホルムズ海峡の海上封鎖など戦争が拡大する様相も見せており予断を許さない展開が続いている。