ケヴィン・コスナー、別居中の妻が月3500万円の子供の養育費要求

(2023年6月22日12:00)

ケヴィン・コスナー、別居中の妻が月3500万円の子供の養育費要求
ケヴィン・コスナー㊨とクリスティーン・バウムガートナーさん(Instagram/@kevincostnermodernwest)

ケヴィン・コスナー(68)と離婚の条件をめぐって争っているデザイナーのクリスティーン・バウムガートナーさん(49)が、3人の子供の養育費として月24万8000ドル(約3500万円)を要求していることが分かった。米メディアが報じた。

米誌「People」(電子版)によると、クリスティーンさんは16日(現地時間)、カリフォルニア州サンタバーバラ郡高等裁判所に、3人の子供の養育費として毎月24万8000ドル(約3500万円)を要求する書類を提出した。

クリスティーンさんは、この金額は「子供たちが慣れたライフスタイルを維持するのに必要な金額より少ない」と主張し、さらに子供たちの私立学校の授業料、課外活動、スポーツ活動、医療費の100%を支払うよう要求しているという。配偶者扶養の要求は記されていないという。夫妻は2004年に結婚して ケイデン(16)、ヘイズ(14)、グレース(13)の3人の子供がいる。クリスティーンさんは5月、「和解しがたい相違」を理由に、ケヴィンとの約19年間の結婚生活にピリオドを打って離婚を申請した。4月11日に別居したという。

裁判所に提出された書類では、ケヴィンの2022年の収入は1億9517万0641ドル(約277億円)、税金を含まない家族の支出は664万5285ドル(約9億4363万円)と記載されているという。すべての支出と税金を差し引いた一家の純利益は759万5520ドル(約10億786万円)だった。カリブ海、ハワイ、アスペンへの定期的な旅行や、ケータリングやシェフを必要とする定期的な客人への接待などの出費が挙げられている。さらに、2人が所有するいくつかの大きな不動産の維持費には、年間約200万ドル(約2億8000万円)かかるという。こうしたケヴィンの資産状況から養育費の要求額を計算したとみられる。

以前、コスナーの弁護士が提出した裁判書類では、婚前契約により、クリスティンは離婚申請後、ケヴィンが所有する邸宅(推定1億4500万ドル=約206億円)から30日以内に退去しなクリスティーンさんは、追い出す権利はないと主張して住み続けている。

裁判資料によると、ケヴィンは「私立学校の授業料、書籍代、料金、制服代、修学旅行、子どものスポーツ、キャンプ、その他合意した課外活動など、特定の子どもに関連する費用の100%」に加え、健康保険、払い戻しされない医療費、子どものセラピー費用など、月3万8000ドル(約540万円)の養育費を支払うとしているという。

さらに、コスナーはクリスティさんンのための賃貸住宅に毎月3万ドル(約426万円)を拠出し、彼女の引っ越し費用を援助するために1万ドル(約142万円)を前払いすることに同意している。また、彼女の引っ越しをサポートするために、彼の所有地のスタッフを利用することも許可しているという。

また、この俳優の裁判書類によると、コスナーは婚前契約で定められた通り、すでにクリスティンさんに100万ドル(約1億4200万円)を支払っているという。

クリスティーンさんの邸宅退去をめぐる問題に加えて養育費の問題が加わり、裁判所がどう判断するのか注目される。