東京国際映画祭 国際映画製作者連盟（FIAPF）の映画祭委員会に再選

東京国際映画祭が、世界の映画製作産業や映画祭の主要な担い手を代表する国際組織である国際映画製作者連盟（Fédération Internationale des Associations des Producteurs de Films, 略称：FIAPF）によって、同団体の映画祭委員会メンバーに選出された。13日、東京国際映画祭事務局が発表した。

　 FIAPFは、世界的に映画製作の状況が前進することを推進しており、特に関連する著作権構造の保護や映画を含むクリエイティブコンテンツの強力な保護に積極的に取り組む国際組織です。世界の映画祭を統括する組織として、国際映画祭の認定や運営規約の制定も行っている。

今回、東京国際映画祭が選ばれた映画祭委員会の主な役割は、国際映画祭相互間、および国際映画祭とプロデューサー等の間で生まれる、変遷と問題を議論するためのプラットフォームを提供すること。あわせて、FIAPFに認定された国際映画祭の運営状している。同委員会は①FIAPFの会長と②FIAPFに指名された世界の映像業界の代表３団体、③FIAPFに認定されている映画祭の中から選ばれた10の映画祭の合計14名により運営されている。

東京国際映画祭は2021年に続いて再度選出された形で、以下の各映画祭とともに、2024年から2027年度までの３年の任期を務めるという。

ベルリン国際映画祭（ドイツ）、トロント国際映画祭（カナダ）、ロカルノ映画祭（スイス）、タリン・ブラックナイト映画祭（エストニア）、シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭（スペイン）、クレルモン=フェラン国際短編映画祭（フランス）、マル・デル・プラタ国際映画祭（アルゼンチン）、上海国際映画祭（中国）、釜山国際映画祭（韓国）(順不同)

東京国際映画祭事務局は東京国際映画祭の地位を世界の映画祭の中でより高めていくべく、今後も邁進していきますので、ご支援のほど宜しくお願いしますとしている。