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市川猿之助がコロナ感染 八月花形歌舞伎休演 松竹発表「現在無症状」
(2021年7月30日22:30)
歌舞伎俳優の市川猿之助(45)が新型コロナウイルスに感染したことを30日、松竹が発表した。8月3日から東京・歌舞伎座で開催される「八月花形歌舞伎」を当面の間休演し、代役は坂東巳之助(31)が勤めるという。
松竹は歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」で「市川猿之助は、松竹のガイドラインに則り、自身も徹底した感染予防対策を行いながら、これまでも、歌舞伎座出演月における定期的なPCR検査では全て陰性でしたが、今回、8月興行に向けた定期的なPCR検査で、7月29日(木)夜に「陽性」であることが確認されました」と報告した。
「現在無症状ですが、今後も健康状態の経過観察を行うとともに、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をしてまいります。今後の予定は改めてお知らせいたします」という。
猿之助は「八月花形歌舞伎」の第一部「加賀見山再岩藤 岩藤怪異篇(かがみやまごにちのいわふじ いわふじかいいへん)」で6役を勤める予定だった。第二部、第三部は予定通り上演するという。
また、今回の定期的な検査で、舞台関係者2名が「陽性」であることが判明しており、松竹は「濃厚接触者の指定に先立ち、専門家の指導に基づいて、業務上の関わりのある周辺関係者は当面休養とし、今後の健康状態を見定めることで、より一層の安全確保に努めることといたしました」としている。 「昨年8月の興行再開以来、歌舞伎座での歌舞伎俳優(幹部)の陽性者は今回で3例目となります」という。
■東京「爆発的感染拡大」で芸能界でも相次いでコロナ感染
東京都は30日、都内で新たに3300人が感染したと発表。3日連続で3000人を超え「東京『爆発的感染拡大』」(朝日新聞30日付朝刊)と報じられたが、芸能界でも感染者が相次いでいる。
30日、吉本興業は所属のお笑い芸人・陣内智則(47)のコロナ感染を発表。「陣内は7月29日(木)明け方に一時発熱したため、PCR検査を受けた結果、陽性と診断されました。今後、保健所の指示に従って療養します」と報告した。
28日には南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(42)、24日には女優の永野芽郁(21)とお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也(51)のコロナ感染が所属事務所から発表された。さらには俳優の田中圭(37)、俳優の仲野太賀(28)などコロナ感染の発表が最近目立って増えている。