peco、ryucellさんの死去に「未だに信じられません」10日3人で過ごしていた

(2023年7月14日11:30)

peco、ryucellさんの死去に「未だに信じられません」10日3人で過ごしていた
peco(Instagram/@pecotecooo)

12日に27歳で死去したタレントryucellさん(本名・比嘉龍ニ)の元妻でタレントのPeco(ぺこ=28)が13日午後滞在先のグアムから帰国し、離婚後も人生のパートナーだったryucellさんの突然の訃報に「いまだに信じられません」などとインスタグラムで心境をつづった。10日にはグアムで2人の間の息子も含めて3人で一緒に過ごしたという。

Pecoは自身のインスタグラムにグアムの空にかかる虹の写真を投稿し、ryucellさんを突然失った悲しみをつづった。

■pecoとryucellさんの「結婚と”離婚”」

ryuchellさん㊨とpecoと息子㊥(Instagram/@ryuzi33world929)

pecoとryucellさんはユニークなキャラクターで「ペコ&りゅうちぇる」として人気になり2016年12月31日に結婚を発表。18年7月に第1子男児が誕生した。22年8月に離婚を発表したが、その後もお互いに「人生のパートナー」という新しい形で生活することを明らかにしていた。
ryucellさんは当時、夫婦関係を解消した理由についてインスタグラムで「”本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました」「本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました」と明かし、妻pecoに告白したところ理解してくれて「これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました」とし、「もちろん、今まで通り家族で暮らします」などとつづった。

■ryucellさんへの誹謗中傷があった

ryucellさんのSNSには容姿や離婚やしたことに対して誹謗中傷もあったことが明らかになった。その投稿がryucellさんの死後に相次いで削除されているという。誹謗中傷が自死につながったかは不明だが、ryucellさんは生前インスタライブで「いっぱいみんなが投稿、ツイッターでツイートしてくださってあれですけど、でもその分ちょっと。やっぱグサグサ供養なコメントもあるじゃないですか」などとしたうえで、「強く見せかけて激弱だから」などと告白していた。
生き方や恋愛の多様性を発信していたryucellさんに対する誹謗中傷は許されない行為だ。そうした一部の傾向は、LGBTのカップルは「彼ら彼女らは子供を作らない、生産性がない」と公然と差別発言をした自民党議員や、「見るのも嫌だ」などとあからさまな同性愛嫌悪のオフレコ発言が報道されて更迭された首相秘書官の存在など、一部超保守派の差別主義の政治家の影響も背景にあるのでななかろうか。そうした政治家たちの考えを改めてもらうことも、同性婚の合法化などLGBTQが普通に自由に生きられるようになるうえで必要不可欠だ。

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