広末涼子、「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」と診断され芸能活動休止発表

(2025年5月3日12:20)

広末涼子が釈放 所属事務所が謝罪コメント「誠実に責任を果たしてまいります」
広末涼子(Instagram/@ryoko_hirosue_official)

女優の広末涼子(44)が、「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」と診断されたことを公式サイトで2日、公表した。そして「当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします」と芸能活動の休止を発表した。

広末は先月8日、主演映画の撮影のため訪れていた奈良県から東京方面へ戻る途中で事故を起こした。広末が運転する車が大型トレーラーに追突。搬送された静岡県島田市の病院で女性看護師をけるなどしてけがをさせたとして傷害容疑で逮捕され、16日に処分保留で釈放された。

公式サイトでは「4月16日の勾留解除後、広末は都内の医療機関に入院し、双極性感情障害および甲状腺機能亢進症と診断されました。現在も医師の管理のもと治療を継続しております。今後も通院を続けながら自宅療養を行ってまいります」と発表した。
「広末本人はもちろん私たち周囲も、本人の不調や苦しみを『体調不良』といった言葉で済ませてしまっていたことを、今回の事案を通じて深く反省しております。当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたしま」と芸能活動休止も発表した。
そして「なお、今回の件につきましては、病気によるものとすることで責任を回避する意図は一切なく、警察の調査には引き続き誠実に対応してまいります」としている。
また「今後の状況や体調を見ながら、改めて皆さまにご報告をさせていただく予定です」とした上で「つきましては、今後の治療にも周囲のご理解が非常に重要となりますため、本人および関係各所への取材・撮影・ご連絡等もお控えいただけますよう、皆さまのご理解とご配慮を賜れますと幸いです。 また、病名につきましては、正確なご理解のもと冷静に受け止めていただくとともに、病気に関する過度な詮索や億測による報道・投稿はご遠慮いただけますよう重ねてお願い申し上げます」などと要請した。

広末は4月7日、主演映画の撮影をしていた奈良県から東京へ戻る途中で事故を起こした。広末が運転する乗用車が大型トレーラーに追突。搬送された島田市内の病院で、看護師をけるなどしてけがをさせた傷害の疑いで静岡県警掛川署に逮捕された。
10日に危険運転致傷の疑いで、東京都内の自宅が家宅捜索されたが違法薬物などは押収されず、任意の調べでも体内から薬物などは検出されず16日早朝に処分保留のまま釈放された。静岡県警は今後も在宅で捜査を続ける方針という。 

事故現場や病院での不審な行動などから薬物疑惑も取りざたされていたが、家宅捜索や鑑定で違法な薬物などは検出されなかったことから「体調不良」の原因が何だったのか疑問も残っていたが、「今回の病院の診断結果の発表ではっきりしたのではないか。傷害容疑は被害者の看護師と示談が成立したといわれ、不起訴になる可能性がある。同乗していてけがをした男性は広末の映画の関係者だったことから、危険運転致傷容疑の方も公判請求まではいかず、略式起訴罰金になる可能性も出てきたのではないか」(法曹関係者)という予想も。今後の捜査の成り行きが注目される。