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ジョニー・デップ、名誉棄損裁判の上訴を却下される 判事「成功の見込みはない」

(2020年11月28日12:10)

ジョニー・デップ、名誉棄損裁判の上訴を却下される 判事「成功の見込みはない」
(上訴を却下されたデップ㊨とハード=インスタグラムから)

ジョニー・デップ(57)は、元妻の女優アンバー・ハード(34)に対するDV疑惑を報じた英紙「サン」を名誉棄損で訴えた裁判で敗訴して上訴していたが、ロンドンの高騰裁判所の判事は「合理的な成功の見込み」はないと述べていたことが分かった。控訴院に上訴する権利は残っているが2度目も敗訴濃厚になった。
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英BBC(電子版)によると、デップの上訴の申請を検討していた判事は、上訴には「合理的な成功の見込み」はないと述べたという。さらに「サン」側の初期の訴訟費用約630,000ポンド(約8700万円)を支払うよう命じたという。そして、それでも上訴をしたいならば12月7日までに控訴裁判所に直接申請するよう述べたという。判事から上訴に勝つ見込みはないといわれたデップだが、果たしてそれでも上訴するのか注目される。

デップは「ワイフビーター」(妻虐待者)との見出しでハードに対するDV疑惑を報じた2018年の「サン」の記事は事実ではなく名誉棄損として発行者のNews Group Newspapers(NGN)をロンドンの裁判所に訴え、ハードと法廷で前代未聞の泥沼の暴露合戦を展開した。その結果10月2日、ロンドンの裁判所は「記事はおおむね真実」と認定してデップは敗訴。さらに決まっていた「ファンタスティック・ビースト」を降板するようワーナー・ブラザースから要請されて降板する事態になった。代役にはマッツ・ミケルセンが決まった。そうしたなか、デップは自身のインスタグラムで「英国の法廷での不合理な判決が、真実を語る私の戦いを変えることはありません。そして私は控訴することを計画しています」と上訴することを明らかにしていた。

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