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エリザベス女王がコロナ感染 「軽い症状」 チャールズ皇太子夫妻感染後に判明
(2022年2月21日10:30)
エリザベス女王(95)が新型コロナウイルスに感染したことを20日(現地時間)、英王室が発表した。女王の長男のチャールズ皇太子(73)とカミラ公爵夫人(74)がコロナに感染したことを明らかにした数日後に、女王もコロナウイルスの検査で陽性反応を示したという。欧米のメディアが報じた。
米誌「Us Weekly」(電子版)によると、英バッキンガム宮殿は20日(現地時間)、声明を発表してエリザベス女王は「軽い風邪のような症状があるが、今後1週間はウィンザーで軽い仕事を続ける見込みである」と明らかにした。「医学的な治療を受け続け、すべての適切なガイドラインに従うことになります」としている。
今月初め、チャールズ皇太子とカミラ・コーンウォール公爵夫人がともにコロナに感染した当時、女王は何の症状も示さなかったという。2020年3月にコロナに感染したことのあるチャールズ皇太子は、10日(現地時間)に2回目の陽性反応を示した。
エリザベス女王は2021年1月に夫のフィリップ殿下(2021年4月に99歳で死去)と一緒に、最初の予防接種を受けたことがある。「ワクチンを受けるのがとても簡単だったことに驚いた。そしてジャブ-は全く痛くなかった。人々からたくさんの手紙をもらった」 と語っていた。
1952年2月の即位以来、王位について70年を迎える最初の統治者となったエリザベス女王は5日(現地時間)の声明で、「プラチナジュビリー(在位70周年)の年を希望の念をもって展望するとき、私たちがどれほど多くのことに感謝できるかを思い知らされます。この70年間は、社会的、技術的、文化的に驚くべき発展を遂げ、私たち全員に恩恵をもたらしました。そして、将来も私たち、特に英国や英連邦全体の若い世代に同様の機会を提供してくれると確信しています」と述べていた。