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ジョン・キューザックがシカゴの抗議デモをライブツイート「撮影中に警察に襲われた」

(2020年6月1日)

映画「コンエアー」「2012」などで知られる米俳優ジョン・キューザック(53)がシカゴの抗議デモをライブツイートして警官に襲われるシーンなどの生々しい動画を投稿。民主党支持者として知られるキューザックは「これはトランプの嫌な時代の終わりの始まりかもしれない」とツイートした。

米芸能サイト「TooFab」などによると、キューザックは5月31日夜(現地時間)、5月25日にミネアポリスで起きた白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさんの殺害事件をきっかけに暴動に発展した抗議行動の様子をシカゴで撮影してツイッターに投稿した。

撮影中に警官に襲われた映像も投稿して「燃える車を撮影したのが気に入らなくて警官が警棒で襲い掛かってきたんだ。自転車にぶつかった。あーあ…」と緊迫した現場の様子を伝えた。ペッパースプレーをかけられ足り殴られたりしたこともあったという。マスクをしていたので警察はキューザックとは気づかなかったという。

俳優だけでなく映画プロデユーサーとしてドキュメンと映画も手掛けているキューザックはツイッターで彼の160万人のフォロワーに一晩中数本のビデオを投稿し、米国で起きている暴力と不安をクローズアップした。キューザックは5月31日に何時間も抗議者たちと一緒に行動し、日中は平和的な抗議行動を撮影し、日が暮れると緊張感が増して暴力的になってからもライブツイートを続けたという。

「私が個人的に今日見たことを報告しているだけだ。私は全体像を把握してはいない」という。しかし、投稿された動画は確かに今米国を席巻している人種差別への抗議の高まりをとらえているという。

「これが1日か2日の出来事なら非常に驚くだろう。これはトランプの嫌な時代の終わりの始まりかもしれない。神に感謝。怒りの奔流がピークに達しているようだ。シカゴの光景は、トランプタワーに到達するほどだった」

ファンはキューザックが抗議活動に積極的に参加していることに感動し、テレビのニュースよりも、彼のほうが良い仕事をしているという指摘もあったという。