ブラッド・ピットとアンジー元夫妻の次男パックス、SNSでピットを「世界クラスのろくでなし」と非難

ブラッド・ピット（59）と元妻アンジェリーナ・ジョリー（48）の次男パックス（19）が、インスタグラムで、父親ピットを「世界クラスのろくでなし」と非難していた、と英紙が報じた。

英紙デイリー・メール（電子版）によると、パックス・ジョリー＝ピット（19）は2020年、父親が自分の人生を「地獄」にしているとして、インスタグラムで暴言を吐いたという。このコメントは父の日にパックスのインスタグラム・ストーリーズに投稿されたという。

パックスは父親ピットを、子供たちを「恐怖に震え上がらせる」「世界クラスのろくでなし」と呼んだという。「あなたは私に最も近い人たちの人生を絶え間ない地獄にした」と書き込み、「でも、真実はいつか明らかになる。だから父の日おめでとう、最低の人間め」と皮肉った。

パックスは、兄のマドックス、妹のザハラに次いでジョリーが養子に迎えた。ピットが震え上がらせたと主張する末っ子は、現在18歳のザハラと、元夫妻の3人の実子、17歳のシャイロ、15歳の双子ノックスとヴィヴィアンの4人だとパックスは書いている。

アンジーは2007年、ベトナムのホーチミンの孤児院からパックスを養子に迎えた。パックスは当時3歳で、ヘロイン中毒の実母に新生児のときに捨てられたという。ピットは翌年、パックスを正式に養子に迎えている。そんなパックスがなぜSNSでピットを罵倒するという行為に出たのか？

ピットとアンジーは7年の交際期間を経て2012年に婚約して、14年に南フランスで結婚した。そのわずか2年後の16年にアンジーが離婚を申請した。一家でロンドンから米国にプライベート・ジェット機で帰国した際に、ピットとアンジーが機内で口論なり、アンジーをかばった長男マドックスに酒に酔ったピットが暴力をふるったことが原因と報じられた。この一件でマドックスやパックスら子供たちはピットに反発して、アンジーの味方をして一緒に生活するようになったといわれる。アンジーは6人の子供たちを連れて家を出てピットと別居。離婚裁判では子供の親権をめぐって争い、19年に離婚が成立した。当初はアンジーが子どもたちの親権をすべて持っていたが、21年にピットが子どもたちの親権の50％を持つことを認める合意が取り交わされた。

デイリー・メールはアンジーとパックスの代理人にコメントを求めたが回答はなく、ピットの代理人はコメントを拒否したという。